箱庭の世界で 第六話 ようこそ、私立邪道踏破学院へ

イト♀  20歳
イン♂  21歳 被り推奨
会長♂ 19歳
藍♀   19歳 (らん)
氷雪♂ 18歳 (ひゆき)
フィオ♀ 18歳
モブ1
モブ2
女生徒 セリフ一回 被り推奨

簡単なキャラ設定はこちら
世界設定や技説明等はこちら

イト♀:
イン♂:
会長♂:
藍♀:
氷雪♂:
フィオ♀:
モブ1:
モブ2:
女生徒:

イト「ねぇねぇ、僕学校行きたい!」

イン「・・・・・・・は?」

イト「だから、学校に行こうと思ってるのっ!」

イン「は、はぁ・・・」

イト「っと言うわけで、邪学だっけ?に、今日見学行ってくるよ〜」

イン「そ、そうか、お、俺は行かないからな」

イト「えぇ〜」

イン「えぇ〜、じゃない!今更勉強なんてしたくねぇ!」

イト「いいも〜ん、僕一人で見学行ってくるから、行ってきまぁす!」

イン「おい!はぁ・・・、どうなることやら・・・・」


会長「箱庭の世界で 第六話 ようこそ、私立邪道踏破学院へ!」


イト「着〜いたっと、おぉ〜、思ってたより大きいなぁ」

藍「あれ、お嬢さん、邪学になにかよう?」

イト「ちょっと見学にね〜、面白そうだったら入学しようかなって」

藍「へぇ、お嬢さんが・・・、うん、そっか、ゆっくり見ていくといいよ」

イト「もちろん、ゆっくりさせて貰いますよ〜」

藍「えぇ、ごゆっくり・・・・、こちら校門前、新たなターゲット現る、ランクはAAAです」

会長「えぇ〜、それはさぞかしゴッツイ兄ちゃんなんだろうなぁ・・・」

藍「いえいえ、金髪の可愛いロリっ子ですよ〜」

会長「何!? それはそれは・・・、皆の衆、歓迎の準備だ、可愛がってやろうじゃないか」

藍「それじゃ、皆、行くわよ、フォーメーションZ!」

モブ1・2「おぅ!」


イト「うぅ〜ん、思った以上に中も広いんだなぁ〜」

モブ1「理由は簡単!何故ならばぁ!」

モブ2「この学園は戦いを教えるところだからサァ!」

イト「理由になってない気がするんだけど・・・」

モブ1「フッ、だからお前はアホなのだぁ!」

モブ2「ちょっと待てって、それは版権が・・・」

モブ1「フッ、これならギリセーフさ」

モブ2「そ、それもそー・・・なのか?」

イト「そんなミニコントはいらないから理由頂戴よっ!」

モブ2「そ、そうなんだぜっ!」

モブ1「ふっふっふ、知らぬなら、教えてあげよう、ホホホギス」

モブ2「え、直さないんだ、打ち間違え直さないんだ!?」

モブ1「合ってるのだよ!それはだなぁ、廊下すら戦場だか へぶぅ!?」

モブ2「1ごーーーーーーう!!!」

イト「ふふん、そこまで分かれば十分、つまり、あんたたちは僕を試す刺客って訳なんでしょ?」

モブ2「ば、バレチャしょうがないなぁ、うち等は ひぎゃあ!」

イト「まずは、二人、だねっ」


藍「おっと、予想以上に速い展開ですよ、会長」

会長「これは我々の所まできそうだな」

藍「そうですね、でも、次の二人は手強いわよ・・・」


モブ1「ふっふっふ、待っていたぞ!」

イト「またモブキャラなの!?」

モブ2「またってなんだよ!? ウチラ初対面だろ!?」

イト「えぇ〜い、面倒だぁ、ソード・オン!」

モブ1「よっしゃ、俺たちも行くぜ!ブルーム・オン!」

モブ2「イェッサ!フライパン・オン!」

イト「何その武器!? え、えぇい、そんなのに付き合ってられないんだからぁ!」

モブ2「さぁ、ネタ武器だと思うなよ!てぇい!」

イト「ふっ、遅い!」

モブ2「なっ・・・、ぐっ、はぁ!」

モブ1「2ごーーーーーーーう!!!!」

イト「やっぱり同一人物じゃんかぁ!」

モブ1「な、なんのことかなぁ!?」

イト「もぅ・・・つきあってられるかぁ!!」

モブ1「みきゃ〜〜〜〜〜!!」

イト「はぁ・・・はぁ・・・、なんか違う意味で疲れた・・・」


会長「モブキャラーズを2度も倒すとはなぁ・・・、なかなかやる」

藍「え、そこ言っちゃってもいいんですか!?」

会長「いいんだよ、さて、そろそろ我々の出番だ」

藍「はい、行きましょうか」


イト「お、やっと手応えのありそうなのが出てきたかも」

藍「手応え? ふふっ、手応えって言うレベルじゃないわよ?」

会長「さて、藍、手荒な歓迎会を始めようじゃないか!」

イト「へへっ、そういう歓迎なら僕も大歓迎だよ!ソード・オン!」

会長「お、早い」

藍「もぅ、そんなにのんきに構えてぇ、バトルファン・オン!」

イト「にゅ、扇かぁ、はぁ!」

藍「んっ、いい太刀筋っ」

会長「あっはっは!これは歓迎のしがいがある!ストーム・シールド!」

イト「く、まずっ!」

藍「あそこからかわせるんだ、おもしろい!」

イト「あれのどこが「シールド」なの!?」

会長「ふっ、敵の攻撃を防げるほど高密度な魔力をぶつけて弱いわけがないだろう!」

イト「おぉ〜、それは確かに」

藍「会長!お手手がお留守になっちゃいますってぇ!」

イト「そういうあなたがお留守だよ!」

藍「くっ」

会長「ふん、クレイ・シールド!」

イト「おぉ!? 足場が!」

藍「ふ、取ったぁ!」

イト「まだだよ!」

会長「っ!天界人か!」

藍「うわぁ、綺麗・・・」

会長「それは同感だが・・・、見惚れてる暇はない、くるぞ!」

イト「そのとぉーり!いっくよ〜!!!」

藍「つぅ、これ、まっず・・・」

会長「くっ、フレイム・シールド!ぜぇえええい!」

イト「はっ、当たらな、っ!? しま、天井!?」

会長「ぬかったなぁ!」

イト「くっ、っっっ!あぁあああああああ!」

藍「天界人は、翼が弱点」

会長「狭い廊下が災いしたね、我々の勝ちだ、な」

イト「はぁ・・・はぁ・・・、づぅ、ぅぅぅううう・・・・」

会長「さぁて、勝負もついた事だろうし、そろそろ頂くとしようか、なぁ藍よ?」

藍「全く、まぁ、一目見たときから会長の好物だってことは把握できましたけどね」

イト「く・・・ぅ、ど、ゆこと・・・?」

会長「ハァハァ、き、君名前なんていうの?」

イト「・・・・へ?」

藍「会長、やめましょう、気持ち悪いです」

会長「ん、んんっ、名前を聞いてるのだよ、勇敢な入学希望者よ」

イト「・・・・・・・イトだよ」

会長「イトちゃん、イトちゃんか、可愛い名前ジャマイカ!」

藍「説明しよう、こちらに居られる会長様は、戦いに敗れ傷ついた少女に・・・」

会長「セクハラするのが大好きなのだぁ!」

イト「な、なんて悪趣味・・・、な・・・」

会長「ふっふっふ、なんとでも言うといいさ、言えるうちになぁ」

イト「くぅ・・・・」

会長「それでは、いっただきま〜・・・へぶ!?」

藍「会長!く、このタイミング、まさか・・・」

会長「ふ、やはり現れたか、風紀委員よ!」

氷雪「ふぅ、久しぶりに間に合った気がするよ・・・・」

フィオ「そうだね、ここ最近、粘ってくれる子がなかなかいなかったからね」

イト「あ、あなた達・・・は・・・?」

フィオ「この学校の風紀委員って奴よ、あなたを助けに来たの」

藍「いつもいつもいい所で邪魔するのね、こないだなんて「ピー」で「ぴー」なタイミングで現れるし・・・」

氷雪「んなもん俺たちが知るか!」

会長「ふ、ふふふふふ、会いたかったよフィオ〜、今度こそ狩ってやる・・・」 

フィオ「やれるものならやってみなさいよ、さぁ、氷雪、行くよ!」

氷雪「あぁ、任せろ、スケート・オン!ワールド・・・エンドォ!!!」

イト「な、すご・・・、辺りが一瞬で凍り付いて・・・」

モブ1「ちょ、ドア開かねぇし、氷雪ぃ!そのはた迷惑な技ヤメロッつってんだろぅが!」

女生徒「トイレ入れないよぅ、氷雪〜!漏っちゃうよ〜!」

会長「・・・・・ハァハァ」

藍「ちょ、会長!」

会長「じょ、冗談だ」
                                  ゼロワン
フィオ「コントなんてやってる暇なんてないわよ!ゲートNo,01 デスサイズ!はぁ!」

藍「分かってますよっと、ほぃさ!」

氷雪「アイスクリエイト・サイズオン!行くぜ、そらぁ!」

藍「くぅ、会長!」

会長「了解した、フレイムシールド、シュート!」

フィオ「よっ、モード・イート、はぁあああ!」

氷雪「フィオナイス!よし、そのまま会長止めてろ!」

フィオ「オゥケイ!さぁ、私と踊りましょう、死のワルツをねぇ!」

会長「ちぃ、残念だがステップすら練習してないんだ、パートナーは他を当たってもらいたいところだね!」

フィオ「悪いけどお誘いは断らせない、吐くまで付き合ってもらうよ!」

会長「く、私はMじゃないんだぞ・・・、藍!」

藍「はい!すぐに・・・、っ!?」

氷雪「お前は俺と踊ってもらうんだ、そっちに乱入はさせないぜ?」

藍「ふん、いいけど、すぐに足腰立たないようにしてあげる」

氷雪「へぇ、楽しみだ、それじゃ、Let's dancing!!」

藍「嵐気風刃、さぁ、行くわよ、はぁ!」 (らんきふうじん)

氷雪「今更そんなもんに当たると思うなよ、今度は俺の番、そらそらそらぁ!」

藍「くぅうううううう!」

氷雪「ふっ、取った!アイスクリエイト・ドール!」

藍「しまった・・・・」

会長「く、藍!」

フィオ「ふふっ、後はあんた一人よ?」

会長「ふ、ふはは、ふっはははははは!」

氷雪「あ、嫌な予感」

会長「調子に乗りおって、纏めてぶっ飛ばしてくれる!」
              ゼロ
フィオ「まっず、ゲートNo.00 お先に!」

氷雪「あ、逃げやがった!俺も・・・って、さっきの子が危ない!」

会長「消しとべ、!シールド・コンプレッション!エクスプロードォオオオオオオ!」

氷雪「ひぃいいいい!アイスクリエイト・シェルターオン!」

会長「あっはっはっは!あ〜はっはっはっは!!!」



氷雪「いっててててて・・・・、おぃ!室内で使う技じゃないだろそれ!」

会長「すまない、私も後悔している・・・」

藍「し、死ぬかと思ったじゃない!氷雪、私も助けなさいよ!」

氷雪「無茶言うな、怪我人優先だ!」

藍「怪我人より氷漬けの方が重症よぉ!」
         ゼロ
フィオ「ゲートNo,00 ただいま〜、お、生きてた」

氷雪「フィオ、安全圏に逃げるなら被害者を連れてってくれ・・・」

フィオ「ごめんごめん、忘れてた」

氷雪「実は俺もギリギリまで忘れてた」

会長「どっちもどっちだな」

藍「会長が言わないでくださいよ!」

会長「それもそうだな!」

藍・会長・氷雪・フィオ「あっはっはっは!」 (各々適当に笑ってください)

イト「あ、あの・・・・・どゆこと・・・?」

会長「では、改めるか」

氷雪「それもそうだな」

藍「こほん、私は邪学生徒会 副会長の藍です、よろしくね」

氷雪「俺は、風紀委員 副委員長の氷雪だ、よろしく」

フィオ「私が風紀委員長のフィオ、よろしくねっ」

会長「そして、この私が、生徒会長の会長だ!」

4人(代表会長)「ようこそ、私立邪道踏破学院へ!」 (しりつ じゃどう とうは がくいん)

イト「・・・・・・・・へ?」

藍「言ったでしょ?歓迎会って」

フィオ「まぁ、この通り、血の気が多い連中ばっかりだからね」

氷雪「ましてや、ここは戦う術を学ぶ場所」

会長「軟弱者ではついて来れる筈が無いからな、我々、生徒会が選考しているのだよ!」

イト「まぁ、確かに、こんな目にあって入学の意思が残ってたら、相当変人だよね・・・」

氷雪「それもそうだが、その言い方じゃ俺も変人みたいじゃないか」

フィオ「この学院に在籍しておいて何を今更」

氷雪「それもそうだが・・・・」

藍「まぁまぁ、兎にも角にも、あなたならここでもやってけると思うのだけど、
  まだ入学する意思はあるかしら?」

イト「あったりまえだよ!負けっぱなしで帰れないよ!」

会長「それでこそ、だな!我々は、新たな同志を歓迎する!」

イト「あ、っと待って!」

会長「ガクッ、見事に流れを断ち切ってくれたな・・・」

イト「他の人も誘ってきて良いのかな? それとも今回は僕だけ?」

氷雪「まぁ・・・、ついてこれそうな人だったらいいけど、いるの?」

イト「うん!それじゃ、インは確定で、後は焔と火炎ちゃんあたりも誘ってみよっかなぁ」

4人(代表フィオ)「焔と火炎!?」

イト「え、う、うん、な、なに? 知り合い?」

氷雪「知り合いも何も、二人ともここの生徒なんだが・・・」

イト「えぇ!?」

藍「それも、風紀委員所属の・・・」

イト「えぇえええ!?」

会長「確か、生活費もままならなくなってバイトに専念する、だったか?」

氷雪「それもそうだが、焔は校長の依頼だったか?」

フィオ「そうそう、町のパトロールでしょ?」

イト「へ、へぇー・・・」

氷雪「まぁ、またあいつらとつるめるのは大歓迎だけどな」

フィオ「それもそうね、来てくれるなら来てほしいね」

会長「っと言うわけだ、私も親父に掛け合ってみる、イトちゃん、一度二人に聞いてみてくれ」

藍「私たちはいつでも門を開けて待ってるわ」

イト「うん、分かった!それじゃ、僕は一足お先に・・・、よろしくね!」



会長「次回予告」

氷雪「待ちわびた友の帰還、それは、新たな舞台の幕開けでもあった・・・」

フィオ「封印師の空が持ってきた話は、それはもうこの学院にぴったりなクレイジーストーリー!」

藍「波乱万丈、転地騒乱、収めて見せよう、悪い奴らもなんのその」

会長「次回 箱庭の世界で 第七話 感動できない再開」

氷雪「俺は、正直生徒会の連中で手一杯なんだけどな・・・」

とぅーびー・こんてにゅー


もどる

シナリオの感想とか演じてみて台本としての感想とかいただけると作者がよろこぶかも・・・w