箱庭の世界で 第六十三話 炎と氷
箱庭の世界で 第六十四話 鉄の意志

焔♂ 18歳 (ほむら)
氷雪♂ 18歳 (ひゆき)
レイル♀ 22歳

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焔♂:
氷雪♂:
レイル♀:




焔「お前、一人で俺に勝つ気か?」

氷雪「勝てなくていいんだよ、いやまぁ、勝てれば一番良いんだろうけど、
   今のお前とガチでやりあう、その事に意味があるから」

焔「今の、俺と・・・・?」

氷雪「地上に出てきてから、北区を通り過ぎたよな、お前」

焔「すまない、地上に出てからの記憶は人から聞いた程度にしか知らないんだ」

氷雪「えっ・・・・、記憶取り戻したんじゃない、のか?」

焔「あいつも聞いた話でしか知らないらしいな」

氷雪「どういう事だ・・・・」

焔「さぁな、たまたま思い出せないだけだろ」

氷雪「そんな簡単な事あるかよ・・・・」

焔「それより、俺が北区を通り過ぎた事になんの関係があるんだよ」

氷雪「俺、あん時、住んでたんだよね、北区、親父もお袋も、幼馴染も死んでる」

焔「へぇ、それじゃ仇討ちのつもりか」

氷雪「そんな馬鹿な、仇討ちなんてする必要、俺にあるかよ」

焔「何?」

氷雪「確かにあの日は一気に沢山の物失くした、けどさ、あの日があったから俺は今邪学にいる、
   邪学にいたからこそ、お前や火炎、フィオに会えた、心の底から守りたいと思う人に会えた、
   だから、事の割りに気にして無いんだ俺、むしろ、ちょっと感謝してる」

焔「なら、なんで俺と本気でやりたいんだ?」

氷雪「ケジメみたいなもんだよ、深い意味はないんだ」

焔「じゃあ、お前は深い意味もなく死ぬかもしれない戦いをするってのかよ」

氷雪「そう言われればそうなるな、でも、俺さ、お前と敵として戦いたくないんだよ」

焔「さっきから、お前の言ってる事がよく分からないんだが」

氷雪「あれ、おかしいな、俺の中では纏まってるつもりなんだけど・・・・、
   とにかくさ、お前とは、焔とはダチでいたいんだ、敵味方とかさ、因縁とか恨みとか、
   そんなんどうでもいいんだ、むしろいらないんだ、だから、何も考えずにさ、本気で遊ぼうぜ?」

焔「・・・・・・お前、名前は?」

氷雪「へ?」

焔「名前、知らないと呼べないだろ、ダチでいたいって言ったの、お前だろ」

氷雪「焔・・・・・、あぁ、俺の名前は氷雪だ、よろしくな」

焔「俺は・・・・、知ってるか」

氷雪「当然だろ!それじゃ、そろそろ始めるか、焔!」

焔「あぁ、良いぜ、お望みどおり本気で答えてやるよ、氷雪」

氷雪「さて、俺たち人間もろいからな、ずる賢く行かせて貰うぜ、
   ドームよ、崩れろ!」

焔「っ、これは術で防ぐには多すぎるか、よっ!」

氷雪「俺がそう簡単にさせると思ったかよ、はぁ!」

焔「読めてるんだ、よ!」

氷雪「危な!っと見せかけて、アイスクリエイト・ネット、
   捕まえたぜ、焔!」

焔「ちぃ、あれの直撃よりマシか、ディスチャージ!」

氷雪「くっ、マジかよ、よっ!」

焔「くそ、少し焦ったぞ」

氷雪「ちぇ、行けると思ったんだけどな」

焔「あぁ、惜しかったな、チャンスを逃したぞ」

氷雪「チャンスは作るものさ、行くぞ、氷龍!」

焔「へぇ・・・・・、それがお前の、氷雪の大技か」

氷雪「そうだ、お前も、焔も大技で来いよ!」

焔「後悔するなよ、フラッシュオーバー!」

氷雪「後悔なんかするかよ、うぉぉぉぉおおおおおおおおお!」

焔「はぁぁぁぁあああああああああ!」

氷雪「うらぁ!」

焔「はぁ!」

氷雪「相殺と同時に飛び込むか・・・・!」

焔「全く同じ発想か、笑えないな・・・・!」

氷雪「そう言いながら、口元にやけてるぜ?」

焔「氷雪こそ、な」

氷雪「いよっ!」

焔「フッ、そらぁ!」

氷雪「くっ、まだまだ、おぅら!」

焔「よく切り返した、だが!」

氷雪「うぉ!?」

焔「こいつで・・・・!」

氷雪「っ、アイスウォール!」

焔「なぁ!?」

氷雪「ぃよっ!」

焔「ぐぅ!」

氷雪「ふぃー、あっぶねー、マジで死ぬかと思った」

焔「くっ、惜しかったか・・・」

氷雪「惜しくねぇよ、必殺か全然届かないか、どっちかしか無いんだよ」

焔「ふん、言うじゃないか、なら、必殺の欠片すら見えないお前はどうするんだ、氷雪?」

氷雪「俺はまだ、本気を見せてないからな」

焔「本気を出してないか、俺も舐められたものだな、
  そのままで勝てると思ってるのか?」

氷雪「勝てたらいいなって思ってた、けどやっぱり無理だったわ、
   これ、相手にも自分にも優しく無いから本当はやりたくないんだよ」

焔「遠慮なんかいらない、最初に本気になるって言ったのは氷雪だろ」

氷雪「そうだったな、そういう事なら、やらせてもらうぜ、氷龍!」

焔「それが?さっきと同じじゃないか」

氷雪「だと思うだろ、コンプレッション、アーマーモード!」

焔「術を鎧にしたのか」

氷雪「それも攻撃用の術をな、さぁ、これ長時間はきついからな、
   速攻で行くぜ!」

焔「っ、速い!?」

氷雪「おぉらぁ!」

焔「くっ、エクス・・・!」

氷雪「ハッ、こっちだぜ」

焔「なっ!?」

氷雪「ドラゴンクロー!」

焔「ぐっ、な、ぁぁああああああああ!?」

氷雪「効くだろ、絶対零度の斬撃だ、斬られると同時に凍らされる、
   もう一回同じ場所に叩き込めばぱりん、だ」

焔「はぁ・・・はぁ・・・、確かに、優しくないな、お互いに」

氷雪「へっ、いくら氷の術は効かないったって、周りの水分全部凍るし、
   人の生きていける温度じゃないからな」

焔「だろうな、なら、暖めてやるよ、イラプション!」

氷雪「舐めるなって、言ってるだろ!」

焔「なっ、そのまま飛び込んで・・・・!?」

氷雪「効かないんだよ、この程度じゃなぁ!」

焔「っ、抜けてきた!?」

氷雪「テイルウィップ!」

焔「この程度なら受け止めて・・・!ぃ、あぁぁぁあああああ!?」

氷雪「早く放した方が良いぜ、手から全部氷付けに・・・ってもう放せないか、
   指が凍っちまってな」

焔「ぐ、ぅ、イグニッション!くっ!」

氷雪「お、指だけとかしたか、いい判断」

焔「クソ、なんでだ、魔力の総量じゃスノウの方が断然上のはず、
  なのに、なんであんな威力が術に込められてる・・・・」

氷雪「俺もびっくりしてるよ、まさか、大切な人を想って戦うと、こんなに強くなれるなんてな」

焔「そんな、たったそれだけの理由で、覆せるはずがない、はぁぁぁぁぁあああああ・・・・!
  エクス・・・・プロォォォオオオオオオド!」

氷雪「ウイングシールド!」

焔「くっ、ひびも入らないなんて・・・」

氷雪「ドラゴンキック!」

焔「ぐっ、がはっ、げほっげほっ・・・・」

氷雪「どうした、もう終わりか?」

焔「く・・・ぅ、まだ、まだ俺だって全てを見せた訳じゃない、
  暗き焔は終焉の調、世界を焦土へ誘う炎なり、
  宿すは罪人を裁く地獄の業火、我が身へ降りろ、黒焔龍!」

氷雪「これはまた凄い炎だ、けど、まだ俺の龍を融かすには及ばないぜ?」

焔「まだ、終ってない、集え炎、我が身に、収まれ」

氷雪「放出したものを中にしまった、だけだろ?」

焔「だと思うだろ」

氷雪「いや全然、嫌な予感がぷんぷんしてる」

焔「いい勘だ、それじゃ行くぜ」

氷雪「ぃ、ノーモーションかよ、うらぁ!」

焔「はぁ!」

氷雪「凍らない、よな」

焔「当然だ、体内に炎を大量に溜め込んでるからな」

氷雪「折角優勢だったのに」

焔「ふん、いつまでも好きにさせるか、よ!」

氷雪「うわっ!」

焔「ドラゴプロード!」

氷雪「ぐっ!?っぶねー!この状態じゃなかったら死んでたぞ!」

焔「そうだな、これで消し飛ばなかったのは初めてだ、
  けど、見えたぞ」

氷雪「見えたか、ならそれをさせなきゃいいんだろ、ウイング展開!
   ギア上げてくぜ、いよっ、はぁあああああああ!」

焔「確かにいい速さと力だ、けど、相手が悪かった」

氷雪「なっ、マジかよ・・・・!?」

焔「力勝負で、俺に勝てると・・・・・思うなよ!」

氷雪「っ、翼が!くっ、テイルウィップ!」

焔「よっ、今度は、凍らないぞ!」

氷雪「げぇ!?やべぇ・・・・!」

焔「逃がさない、爆ぜろ!」

氷雪「くっ、追ってくんじゃ、ねぇ!」

焔「なら止まろうか」

氷雪「ぃ、止まるのもノーモーションかよ!」

焔「隙だらけだな、バーン・・・・ナックル!」

氷雪「うわぁああああああああ!」

焔「はぁ、はぁ・・・、お前の、負けだ」

氷雪「くっ、まだ、俺はダメージ喰らって・・・・」

焔「あぁ、だけど、鎧は、もう無いぞ」

氷雪「えっ・・・・、っ・・・・、この鎧、が・・・・・」

焔「それじゃ、楽しかったよ、じゃあな」

氷雪「まだ、もう一回分くらいの魔力は・・・・!」

焔「させるかよ!」

氷雪「ぃ、マジかよ・・・・!」

焔「はぁぁぁあああああああ!」

氷雪「ごめん、フィオ、俺、やばいかも・・・」

レイル「そんな泣き言やめてよね!」

氷雪「え?」

レイル「はぁぁぁああああああ!」

焔「ぐっ!?」

レイル「はぁ・・・はぁ・・・、良かった、間に合った・・・」

氷雪「レイル!?なんでこんな所に!?」

レイル「いくらこそこそやってたって、あの人数で動けば分かるわよ、
    酷いじゃない、仲間外れなんて、私だって一緒に戦いたい」

氷雪「ごめん、レイルも取らなきゃいけない仇あるんだよな」

レイル「仇討ちなんかじゃないよ、私は氷雪と一緒に戦いたいんだ」

氷雪「レイル・・・・、分かった、よろしくな」

レイル「えぇ!」

焔「つぅ・・・、ここで増援か、間の悪い・・・・」

レイル「氷雪、手を」

氷雪「え?」

レイル「掴んで」

氷雪「あぁ」

レイル「ん・・・・」

氷雪「うぉ、フレイルになった?」

レイル「そうだよ、私はフレイルの機族、これが元の姿だよ」

氷雪「けど、これじゃ1対1なの変わんなくね!?」

レイル「大丈夫、機族はこっちの方が強いんだから」

焔「機族か、面白い、一度戦ってみたかった」

氷雪「俺、この系統の武器使った事ねぇんだけど」

レイル「もう、チェンジ・ウォーハンマー、これならいいでしょ」

氷雪「ありがたい、長物は得意だ」

焔「なるほど、自分で色んな武器を出せるように、好きな武器に変われるんだな」

レイル「あら流石魔族様、機族の事には詳しいのね」

焔「昔の手先だ、知らない魔族のほうが少ないさ」

氷雪「昔の手先・・・?」

レイル「今度説明するわ、今は」

氷雪「そうだな、よし、焔、ラウンド2だ、行くぜ!」

焔「あぁ、フッ、はぁ!」

氷雪「当たるかよ、そらぁ!」

焔「ふん、こっちだってその程度見切れ、ぐぅ!?」

氷雪「伸びた!?」

レイル「使ってる方が驚かないの!次行くよ!」

氷雪「お、おぅよ!はぁ!」

焔「ちぃ、伸びるだけなら踏み込めば・・・・!」

レイル「舐めないで!」

焔「っ、がっ!」

氷雪「何だこれ、リーチ自由自在ってずるいな!」

焔「げほっげほっ・・・、くそ、相手から気配さえ読めれば・・・」

氷雪「あぁ、使ってる俺もびっくりする、どうにかなんないのか?」

レイル「・・・・ある、よ?」

氷雪「あるなら最初から言って・・・・!」

レイル「あるんだけどね!・・・氷雪は私に心の中覗かれても平気?」

氷雪「え、どういう事?」

焔「ちっ、させるかよ、エクス・・・・・!」

氷雪「まずっ・・・!」

レイル「ハンマービット・シュート!」

焔「接近させないつもりか、ブレイズソルト!」

レイル「氷雪!」

氷雪「ありがとう、はぁ!」

焔「そう来る事くらい、読めてるんだよ!」

レイル「ガード!」

氷雪「くぅ!」

焔「ちっ、1対2で各個撃破するより厄介だな、なら!」

氷雪「っ、はえぇ!?」

レイル「落ち着いて、目で追おうとしない」

氷雪「じゃあどうしろって・・・!」

レイル「七時上段!」

氷雪「っ、こっちか、くっ!」

焔「読まれた、あり得ない、だろう!」

氷雪「うぉ!?」

焔「はぁ!」

氷雪「ぐぅ!」

レイル「氷雪!大丈夫?」

氷雪「げほっげほっ、なんとかな」

レイル「力で押されるとやっぱり不利ね・・・」

氷雪「さっき言いかけたの、なんだよ、それすればもっと上手く行くんだろ?」

レイル「もう一回聞くわよ、氷雪は私に心の中覗かれても平気?」

氷雪「だからどういう事かって聞いてるだろ」

焔「そんな問答してる暇、あるのかよ」

氷雪「いっ、少しくらい、考えさせろよな!」

焔「よっ、どうした、焦りで攻撃が単調になってるぞ」

レイル「その手で、私を掴まないで、トマホークビット・シュート!」

焔「っと、得物を捕まえても攻撃が飛んでくるのはいい加減厄介だな」

氷雪「レイル、方法を」

レイル「っ、いいの?」

氷雪「いいから!」

レイル「・・・分かったわ、私に魔力を流して」

焔「くっ、マズイ・・・!」

氷雪「あぁ!・・・・っ、んだ、これ・・・・!」

レイル「っ、これが・・・・!」

焔「イグニッション、エクスプロード!」

氷雪「見えたぜ、そらぁ!」

焔「なっ、ぐあぁ!」

氷雪「すげぇ、なんで今の反応できたんだ・・・」

レイル「シンクロよ、今の私たちは感覚を完全に共有してるの」

氷雪「へぇー、じゃあこれがさっきまで俺に指示を出してたレイルの見てた世界って事か」

レイル「凄いでしょ、目っていう固定された入力に依存しないから360度の世界が見えるわよ」

焔「どうだ氷雪、それが天界を畏怖させ、当時を経験した者が全て死に絶えた今もまだ遺恨を残させた、
  機族の本来の存在理由、使う者の力を100%以上引き上げる魔性の兵器だ」

レイル「いまだにそう思ってる人がいる事がおかしいのよ、私たちはもう魔族には武器として使われて無いし、
    里より外に出ること自体稀になった、勝手な意思で生み出され、不要になったら捨てられ、
    その後も迫害され続ける、悪いのは誰?私たち機族じゃないでしょう?」

焔「あぁ、そうだな、けど、この問題は一生消えない、消えてないからこそ、今俺はここにいる」

氷雪「差別がなんだよ、戦争の遺恨がなんだよ、俺はその時まだ生まれてもねぇから知らねぇよ、
   ここにいる俺たちの間にそんなもんいるのかよ、いらねぇだろ!
   歴史とか先人とか、全部背負えるわけがねぇんだよ、個人の関係でそんなん必要あるのかよ」

焔「・・・・・単純だな」

氷雪「悪いかよ」

焔「いや・・・・、羨ましいよ、けど、譲れないんだよ、それを認めたら、俺は俺でいられなくなる!」

レイル「凄い気・・・・」

氷雪「なんも無くたって人は自分でいられる、お前が譲らないなら、俺だって譲らねぇ!」

レイル「っ、氷雪・・・・、そうね、負けられない!」

氷雪「あぁ、レイル頼むぜ!」

焔「断ち切る力を爆ぜる力に、モード・エクスプロード」

レイル「素手で・・・、っ、手刀で!?」

氷雪「あのスペックだったらあり得るだろ!」

焔「読まれてるか、面白くない!」

氷雪「おらぁ!」

焔「はぁ!」

レイル「ぐっ、本当に手刀で・・・!」

氷雪「ちぃ、これは、キツイぜ・・・!」

焔「イグニッション、ガトリングラッシュ!」

氷雪「速い、けど、追えないほどじゃない!」

焔「はぁぁぁああああああ!」

氷雪「そらそらそらそらぁ!」

焔「くっ、長物で捌き切るか・・・・!」

氷雪「レイル!」

レイル「言われなくても、チェンジ・トリプルスタッフ!」

焔「三節棍か、まずい・・・!」

レイル「ふふん、達人が使う多節棍の恐ろしさを味あわせてあげる」

焔「へぇ、氷雪はそれ系の武器使えないんじゃなか・・・・!?」

氷雪「よっ、それはどうかな!」

焔「なっ、くぅ・・・・!」

レイル「持ち主がそれを使えるかどうかじゃないの、私が使えればなんの問題も無いのよ!」

氷雪「どうしたどうした!俺のほうが手数が多くなってんぞ!」

焔「ちぃ、エクス・・・!」

氷雪「この状況でそんな大技当てられると思うなよ、そら!」

焔「逸らされて・・・・!」

レイル「チェンジ・ウォーハンマー!」

氷雪「隙だらけだっぜ!」

焔「ぐぅうううう・・・・!」

レイル「今の感触・・・・」

氷雪「あぁ、内臓ぶっ潰す気で打ち込んだんだけどな」

焔「げほっげほっ・・・・、あれだけ、大きな隙に打ち込んでこれか?
  そんなんじゃ、俺は殺せないぞ・・・・」

レイル「好都合よ、こっちだって負ける気がしないもの」

氷雪「時間は無限だ、楽しもうぜ、焔」

焔「あぁ、お望みどおり、やってやるよ」

氷雪「うぉぉぉぉおおおおおおおお!」
焔「はぁぁあああああああああ!」



レイル「次回予告」

レイル「終らない戦いを続ける焔と氷雪、今はただ、この時を楽しむだけ、
    一方その頃火炎達は、残酷な真実を氷の姫と突き詰めるのであった」

レイル「次回、箱庭の世界で 第六十五話 見ないようにしていた物」

レイル「一つの事を盲信すれば、見えなくなるものだって・・・・」


とぅーびー・こんてにゅーど




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シナリオの感想とか演じてみて台本としての感想とかいただけると作者がよろこぶかも・・・w