箱庭の世界で 第一話 基点 の戦闘だけで凄い版

焔♂ 18歳 (ほむら)
空♀ 15歳 (そら)

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焔♂:
空♀:



空「ちょっとちょっと、そこのお兄さん?」

焔「ん、なんだ?」

空「あんたが・・・焔?」

焔「あぁ、そうだけど・・・、お前は?」

空「さぁてね、秘密だよ、そんな事よりさ、俺と遊ばない?」

焔「残念だったな坊主、俺はそんな暇人じゃ無いんだ、他を当たってくれよ」

空「そっかぁ、本当に残念だ、・・・・・あぁ、そういえば、あんたの彼女可愛いよねぇ、
  火炎ちゃんだっけか?」

焔「っ、テメェ・・・、火炎に何しやがった・・・・」

空「もう一回だけ聞いてやるよ、俺と遊ばない?」

焔「上等だ、速攻でぶっ潰してやるよ・・・」

空「待ちなよ、ここじゃ人に迷惑かかるだろ、場所を変えようか」

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空「さて、この辺りなら人も来ない、手加減無しで遊べるよ」

焔「遊ぶ気なんてさらさらねぇ、一発でぶっ飛ばしてやる!」

空「ん、速い」

焔「エクスプロード!」

空「効かない、はぁ!」

焔「っ、ちぃ!」

空「残念、首刎ねてやろうと思ったんだけどなぁ」

焔「くっ、上等、やってやろうじゃねぇか、ソード・オン!」

空「へぇ、ようやく本気、って奴?」

焔「ただで済むと思うなよ、行くぜぇ!」

空「っ、これはちょっと、ヤバイかな・・・!」

焔「おせぇ、もらったぁ!」

空「うわぁ!・・・・なんてね」

焔「なっ、それは・・・!」

空「簡易結界、そして、抜刀・瞬迅<シュンジン>!」

焔「マズ・・・!づぅ!」

空「あっと、浅いなぁ、今のだったら今度こそ首落とせると思ったんだけど」

焔「ちぃ、まさかこれを使うことになるなんて思いもしなかったぜ・・・」

空「ん、さっきので本気じゃなかったのかな?」

焔「ウェイク・デビル!」

空「っ、魔族!?」

焔「ぶっ飛べ!エクス、プロード!」

空「くっ、結界・壁<ケッカイ・ヘキ>!」

焔「なっ、これすら止められんのかよ!?」

空「抜刀次元斬!」

焔「ハッ、当たるかよ!」

空「嘘だろ、なんだよあのスピード!」

焔「あれでダメならこいつだ、エクス、ノヴァ!」

空「あの威力、くっ、結界・包<ケッカイ・ホウ>!」

焔「爆発を、包んで抑えた・・・?」

空「ふぅ・・・、周りの被害も考え無しかい、自分の仕事、把握してる?」

焔「邪学生である火炎を攫える、その上俺にケンカ売ってくる、
  そんなテメェをここで潰す、イコール治安維持で締めだろうが!」

空「そうだ、そういうロールだった」

焔「あぁ?」

空「なんでもないですー!ここまでやるつもりじゃなかったんだけどな・・・」

焔「何をぶつぶつ言って・・・!」

空「斬結界・発<ザンケッカイ・ハツ>!」

焔「っ、なんだ、この空間・・・!?」

空「二番八番、斬!」

焔「っ、ちぃ!」

空「嘘だ、ほぼノータイムのはずだろこれ!」

焔「ゼロじゃなきゃ、交わす余地くらいあるに決まってんだろ!」

空「それが出来るのはお前くらいだよ!四番九番、斬!」

焔「っと、どんな攻撃か分かりゃ、もう怖くねぇ!」

空「くっ、こっち来んな!三番五番、斬!」

焔「だから当たらねぇっつうの!」

空「あのスピードで進行方向変えるとか、化物かよぉ!?」

焔「今度はこっちの番だ、エクス・・・!」

空「させるか、二番十番、斬!」

焔「プロード!」

空「いぃ、爆発の反動でかわすとか・・・!」

焔「大技は迎撃されるか、なら・・・・!」

空「だから、こっち来んなってぇ!斬結界・集<ザンケッカイ・シュウ>!」

焔「っ、これは流石に、うぉ!?」

空「やっ・・・てない!?どこに!?」

焔「こっちだクソガキ!」

空「えっ、ぐぅ!?」

焔「よっし、これで・・・!」

空「くぅ、よくも乙女の顔を、殴ったなぁぁぁぁぁああああああ!」

焔「はっ!?ふぐぅ!?」

空「こんのバカ!お嫁さんに行けなくなったらどうすんのさぁ!」

焔「ぐ・・・ぅ・・・・、お、お嫁さん・・・・?」

空「そうだよ!」

焔「な・・・、お、おんな・・・・?」

空「その様子だと本気で気付いてないようで、おかげ様で手加減なく顔面にくれちゃってさぁ!
  まぁ魔族もそこは急所のようで?婿になれないかもしれないくらい思いっきり蹴ってやったからお互い様ね!」

焔「んな・・・理不尽な・・・・」

空「それはこっちのセリフだ!勘違いでここまでマジになるなんて思ってもみなかったよ・・・」

焔「・・・・・・は?」

空「私、可愛いよね、って言っただけでしょ」

焔「・・・・・・・・・嘘、だろ?」

空「何?こっちが嘘でいいの?」

焔「あ、いや、こっちがホントで大丈夫です、ってかマジで?」

空「マジで」

焔「・・・・・・ありえねぇ」

空「大丈夫、いいニュースも持ってきてるから」

焔「嘘くせー・・・」

空「ホントホント、何はともあれお疲れ様、あ、自己紹介がまだだったね、
  私、封印師やってる空っていうの、よろしくね」

焔「・・・・・・・はぁ!?」

空「信用してないなー?戦闘中使ってた技思い返してみー?」

焔「・・・・・あぁ、うん、ありえるか、こんなナリであの術だもんな・・・」

空「よし、じゃあ信用してくれたと仮定して、話進めるよー、
  今回の戦闘は、私の助手として君がやっていけるかどうかのテストだったのですよー!」

焔「はぁ・・・?」

空「そして、焔、君はめでたく合格なのです!おめでとー!」

焔「へ、へ!?待って、話が見えないんだけど?」

空「だからー、生活費も学費もままならない貧乏学生にお仕事上げるって言ってるの、ちなみに拒否権はありませーん」

焔「え、ちょ、それはなんの権限で!?」

空「私は天界とも、っていうか神様とパイプがあります、逆らったら封印しちゃうぞー」

焔「・・・・・・脅しじゃねぇか」

空「まぁまぁ、そう難しい仕事じゃないよ、基本的に君は戦闘要員になるだろうし、
  危ない仕事もあるだろうから、お給金は弾むよー、彼女さんバイトしなくても大丈夫な位は稼がせてあげよう」

焔「ま、マジか!?」

空「嘘は吐きません」

焔「さっき性別嘘吐いてた」

空「それはー・・・・置いといて」

焔「置いとくな」

空「今度は本当!ファイナルアンサー!」

焔「使い方間違ってないか!?」

空「うっさい!で、仕事引き受けるで、いいよね?」

焔「・・・・・拒否権はないんだろ?」

空「うん、素直でよろしい、そしたらこれ、連絡先と住所ね、
  それじゃ、私も暇じゃ無いからそろそろおいとまするね!」

焔「・・・・なんか、どっと疲れた・・・、帰るか・・・」

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空「次回予告!っていうか後書きって言うかアフタートーク的なそれがし!」

焔「それを言うならなにがしじゃね?」

空「そうとも言う」

焔「いやそれがしは残念だけど違う」

空「えー」

焔「文句を垂れても意味は変わらん」

空「残念」

焔「全然思ってないだろ」

空「当然」

焔「はぁ・・・・、何はともあれお疲れ様ー」

空「お疲れ様ー!そろそろ真面目に後書きー!」

焔「今回の台本の趣旨は、最新話、あ、現段階だと70話あたりな、の戦闘力で」

空「一話の戦闘を再現してみよー!って物だったんだよー!」

焔「聡いリスナー、昔から知ってる人は最初のやりとりで気付いたんじゃないか?」

空「だと嬉しいねー、ちなみに、当時混沌としてた設定も多少修正してたりするんだよねー」

焔「そうそう、どこがーってのは作者が恥ずかしいから秘密だって」

空「あははー、読み比べたら分かっちゃうってのにねー」

焔「本当にな、まぁこっちの方をちゃんとした設定にしたいらしいので」

空「良かったら汲み取ってあげてくださいな!」

焔「っと言うわけで、後書きまで台本にしちゃって申し訳ないね演者さん」

空「自分で自分に言う気持ちってどう?」

焔「・・・・・・さぁ?」

空「まーそうだよねー、っと言うわけで」

焔「お約束の言葉で閉めますか!」

空「んでは!とぅーびー・こんてにゅーど」




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シナリオの感想とか演じてみて台本としての感想とかいただけると作者がよろこぶかも・・・w