クリスマスに願いをはせて
ナレ(♂):サンタを信じないナレ
美羽(♀):サンタを信じすぎて窓に通じる煙突(ダンボール製)をわざわざ作った夢見る夢子さん
〜キャスト〜
ナレ(♂):
シノハラ ミウ
篠原美羽(♀):
ピー音準備してください!!(スカイプのダイヤルパッド使うといいです!)
美羽:もうすぐクリスマス・・・ぁ、、愛しのわが君、今年は何をくれるのかしら・・・・・・(黄昏るように)
ナレ:このお話はチョット頭のネジが飛んで育った20(ハタチ)の少女?・・・・のお話
ナレ:時はXマス、リア充共はケーキのカタログを見つつ
「コレかわいい〜」「でもこっちの方がおいしそうじゃないか?」
「ホントだ〜おいしそーーーー」等と現をぬかしてるさなか、
この夢見る夢子さんこと「篠原美羽」は・・・
(美羽役の人は煙突掃除、声劇に使用する場合は少し掃除してるっぽい声をいれてください。
うわぁぁぁとか、きゃーーーーとか・・・)
ナレ:なにやってるんだか・・・
美羽:何って!煙突掃除にきまってるじゃない!
サンタさんが途中で真っ黒けっけになって、あの素敵な赤服サンタ様が黒服のサンタn・・・
あぁぁぁぁああああああ想像しただけでさむけがするぅぅぅぅ
美羽:だからこうやってしっかりと掃除をしないと!!
去年はピーSP 一昨年はノートピーC!!今年は何をくれるのかしらぁ〜(ピーのところは伏字の時の音推奨)
ナレ:もうどっからどうツッコメばいいかわかんねぇよこの女(アマ)
美羽:アマ!?なんですってーーーー!私は可憐な夢見る少女なんです!!!
ナレ:今年で成人式のくせに・・・春には振袖着るくせに・・・
美羽:何言ってんのよ、心はいつだって15〜17歳ぐらいの乙女なんですーーーーーーーーーっだ!
ナレ:また微妙なところもってきたなぁおい・・・そのくらいの歳だとそろそろ、
サンタなんておとぎ話!ってわりきってる歳だとおもうんですがぁ?
美羽:だったら、9〜11歳でどうよ!!
ナレ:まあ・・ 今更年齢については何も言いませんが・・・
美羽:ナレの癖にいちいちうるさいわねぇ
ナレ:というか何ヒロインの癖にナレと馴れ合ってるんだよ、お前は!
美羽:ふっふ〜ん♪さぁてお掃除完了!
ナレ:いつの間に・・・まぁ、掃除といってもダンボールの継ぎ目をしっかり補強、とか、
色をソレっぽく塗るとかそんなのばっかりなわけですが・・・
何はともあれ、終わったご様子 メデタシメデタシ
美羽:ふぅ。。。今年もホワイトクリスマスにはならない・・・か
ナレ:美羽は窓の外をみながらつぶやいた
美羽:やっぱり温暖化のせいかな、、、ホワイトクリスマスってほんっとロマンチックなのよね〜
こう冷たいはずの白いものがなぜか暖かく感じて・・・
ナレ:窓の外を純粋な乙女のような瞳でたそがれる美羽・・・やはり中身は少女なのだろう・・・(美羽かぶせるように
美羽:にもかかわらず全くもってふる気配すらない上に、気温も例年以上
もう・・・冬=寒いからの、雪でクリスマス!!!っていうのがいいのにぃぃぃぃぃ!!
ナレ;結構いい空気になったのに、乙女な一面が見れたのにだいなしである
美羽:ちょっとそこのナレ!!!なんとかしなさいよ!!
ナレ:ワタクシはナレーションでしてね?こう転機は出来たとしても、お天気は変えれない訳でして・・・
美羽:そんな分かりずらいボケはいりません!
ナレ:そういいながらもしっかりとツッコミを入れてくれる美羽、やはりこの子はツンデレ属性なのだろうか
美羽:おい こら なれ・・・
ナレ:と、そうこうしている間に日は傾き、夕飯時を迎える
美羽は家族団らん、楽しい楽しい食事をすませお風呂シーンはカットして・・・
美羽:せっかく準備してあげたのにーーーーー
ナレ:もうツッコまないからな・・・
空は冬独特の澄んだ夜空になっていく
美羽はその星空を眺め居もしないといわれているサンタさんに思いをはせる
美羽:毎年、毎年さりげなぁく1番欲しいものをくれるサンタさん・・・
情報が漏れてたりとかは少し怖いけど、きっとそれはサンタさんの特殊能力なんだよね
素敵な力・・・その力に何年も助けられ、励まされてきました。。。
今年は、○○(ほんとに好きなものをどうぞ!)が欲しいんです
どうか、この願いを聞いてください・・・サンタさん・・・
ナレ:思いをはせるというよりは、欲望垂れ流しのようなきがするんですが・・・
美羽:この澄み渡った、綺麗な夜空、これは私からのクリスマスプレゼントです、どうか受け取ってください
これで、雪で迷うこともないとおもいます
ナレ:まずこの空という巨大な空間をどう受け取れというのだ、、、ロマンチストなのかオ馬鹿サンなのか・・・
どうせ後、数年もすれば結婚して子供も出来て、サンタの嫁になるくせに・・ ε- (´ー`*) フッ(鼻で笑う)
美羽:・・・・・・・・・
ナレ:ただただ無言で部屋のドアを見つめる美羽
美羽:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(長い沈黙)
ナレ:そんなに見つめてどうしたんですか?サンタさんがくるのは、
ダンボールで出来たあのお手製の煙突なんじゃなかったんですか?
美羽:う・・・
ナレ:う?・・・
美羽:うっとおしいぃぃぃぃぃぃぃ!!
(SE:ガチャ!!ドアを思いっきりあける音 ドン!何かに当たる音)
ナレ:いっったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!
美羽:何がいったーーーーーーーーーーーい よ!いい加減娘の夢に口出しするのやめてくれる!? お父さん!!!
ナレ:いや・・そろそろ現実に目を向けてくれんと、色々心配でな・・
美羽:いいの!今日この日ぐらい思いっきり夢見たっていいでしょ?
ナレ:お前はいつも夢見すぎなんだよ!
美羽:夢を見ることはいいことじゃない、な〜んにも夢無くて絶望してるよりは!
ナレ:そうかもれんがな? お前は夢見すぎなんだよ!
美羽:じゃぁいいですよーだ、今年のプレゼント『新しいサンタさんという名のお父さんをください!』にかえるもん!!
ナレ:!?……いや、それはっ!!
美羽:おかーさーん、浮気してもいいから、新しいサンタさん、ううん(咳払い)、おとーさんほしーっ!!
ナレ:美羽? 美羽!? おかーさん、捨てないで―っ!!
おっしまい♪