バッドウェザー

シャウア♂ 活発な男、ハイテンション
ヘイル♂ クールな男、操縦桿を持つと豹変する
レイン♀ 活発な女、ハイテンション




シャウア♂:
ヘイル♂:
レイン♀:




シャウア「いやぁ、テンション上がってきたなぁ!」

レイン「あんたは一週間くらい前から上がりっぱなしでしょうが、シャウア君?」

シャウア「ったりめぇだろ!久々のミッションだ、上がらねぇ方がおかしいって!」

ヘイル「へぇ、じゃあ俺とレインをおかしいって言うのか」

レイン「あ、ごめんヘイル、上がってるかどうかで言ったら私も上がってる」

ヘイル「ここに来て裏切られるとは思わなかった・・・・」

シャウア「まぁまぁ、元気出せよヘイル」

ヘイル「お前に言われたくは無いな・・・・」

レイン「ほーら、あんたのせいで凹んじゃったじゃん」

ヘイル「お前のせいでもあるな、レイン」

レイン「うっ、ご、ごめんなさーい」

シャウア「そんな事より、さっさとミーティング始めようぜ!」

ヘイル「・・・・・・はぁ、それもそうだな、時は有限、足らなくなっては元も子もない」

レイン「よっし、そんじゃまずは概要のおさらいだよ、今回の任務は物資の奪取、
    ならびにターゲットの撃破、だね」

シャウア「気球船を夜襲とか、俺たちバッドウェザーにぴったしのミッションだよな!」

ヘイル「正しくその通り、まずはこのバトルシップ、イフェメラで敵機に急接近し上空を位置どる」

レイン「次に、私とシャウアで敵船に乗り移って物資の奪取、なるべくスーパースピーディーに!」

シャウア「お宝掻っ攫ったら脇目も振らずスカイダイブ!」

ヘイル「それを俺の操縦テクで二人を拾う」

レイン「後は敵機撃墜してミッションコンプリート!だね!」

シャウア「まぁ、俺のバトルを最大限お披露目出来ないのが残念だけどな」

ヘイル「まずは飛び乗る所からだろう、脱出に備えてパラシュートは使えないんだぞ」

レイン「ふふー、私達を誰だと思ってるのかな、ヘイル君?」

シャウア「俺達が失敗したことがあるかよ」

ヘイル「ふっ、信頼してるさ」

レイン「ヘイルこそ、ちゃんとキャッチしてくれるのかしらー?」

ヘイル「俺を誰だと思っているんだ、レイン?」

レイン「ふっ、信頼してるさ」

シャウア「似てねぇ」

ヘイル「全くだ、やるならもうちょっと練習してからにしてくれ」

レイン「えー、ダメー?」

シャウア「まぁ10点中2点って所だな」

レイン「ひく!?ちょちょ、ヘイル的には?」

ヘイル「8点だ」

レイン「ほらー!辛口の割りに結構いい点じゃんー!」

ヘイル「100点中な」

レイン「・・・・・・うそん」

ヘイル「本当だ」

シャウア「よし、じゃあミッションで挽回だな」

レイン「やってやろうじゃん、そっちでは100点満点出してやるからね」

ヘイル「楽しみだな」

シャウア「お、ビーコンがお呼びだぜ」

ヘイル「捉えたな」

レイン「よし、切り替えてくよ!」

シャウア「おっしゃ!任せとけ!」

ヘイル「ふっ、頼もしい限りだな、よっ、操縦をオートからマニュアルに変える、
    さぁ、手荒く行くぞ!」

レイン「ハリケーンよりもね!」

ヘイル「承った、最大推力!」

シャウア「そんじゃ、また後でな、ヘイル!」

レイン「いってきまーす!」

ヘイル「あぁ、行ってこい!」

シャウア「Here we...」

レイン「Go!」

シャウア「ひゃっほぉぉぉおおおう!」

レイン「来た来た!これこれこれぇ!」

シャウア「アタックまで3!」

レイン「2、1・・・」

シャウア「お邪魔・・・!」

レイン「します!」

シャウア「よっと!はぁい皆様こんばんわー!バッドウェザーのお時間です!」

レイン「ちょいとお耳拝借 目も拝借、みなさんの二感をはいジャック!」

シャウア「スタングレネード!」

レイン「お宝さんはどっこかっしらー」

シャウア「うぉっと!流石に全員は喰らってねぇか!レイン急げ!」

レイン「ノープロブレムよん、お宝さんいっただきー!」

シャウア「おっしゃ!逃げんぞ!」

レイン「それじゃぁみなさん、バッドウェザーでしたぁ、引き続き、あの世への航行をお楽しみくださいませぇ!」

シャウア「とぅ!」

レイン「たぁ!」

シャウア「・・・・・って下にヘイルがいねぇ!?」

レイン「うっそん!?」

ヘイル「すまない二人とも!先に進み過ぎた!すぐ戻る、それまで飛んでてくれ!」

レイン「えぇぇええええええ!?」

ヘイル「ってのは嘘だ!そのままパラシュートで降りててくれ!こっちの仕事を済ましてから迎えに行く!」

シャウア「・・・・・あいつ、俺たちが飛んでる上で撃墜するつもりかぁ!」

ヘイル「最高に荒っぽいだろ!」

レイン「そういうのはクレイジーっていうんだぁあああああああああああああああ!」

ヘイル「さぁお待ちかねイフェメラの出番だ、全砲門開け、加減は出来んからなぁ、
    すぅぅぅ、おぉぉぉちぃぃぃぃろぉぉぉおおおおおお!」

シャウア「何あいつ無駄撃ちしてんだぁぁあああああ!」

ヘイル「そらそらそらそらぁ!さっさとぶっ飛べよザコ戦闘機ぃいいいいいいい!」

レイン「うん、操縦桿握ったヘイルは止まんない」

シャウア「スーパークレイジーだぜ」

ヘイル「おっしゃぁ!エンジン爆破ぁ!お二人さん!迎えに行くぞぉ!」

シャウア「おいおい、そのスピードでかぁ!?」

レイン「ひぃぃぃいいいいいいいい!」


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ヘイル「よし、二人とも無事で何よりだ」

シャウア「お前のせいで死にそうだったけどな!」

レイン「うん、一番怖かった、拾われる時が」

ヘイル「全部信頼の裏返しだ」

シャウア「そんな信頼空の彼方に捨ててきてくれ!」

レイン「本当だよ・・・・、ま、でも、ミッションコンプしてるから万事おっけぇかな?」

シャウア「そうだな!そんじゃ、クライアントにお宝届けに行くとしますかね!」

ヘイル「あぁ、それもそうだな、それじゃ、また操縦をマニュアルに戻して、と」

レイン・シャウア「・・・・・・あ」

ヘイル「さぁ飛ばしていくぜぇぇぇえええええええ!」

レイン・シャウア「あぁぁぁあああああああ!?」


おしまいw





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シナリオの感想とか演じてみて台本としての感想とかいただけると作者がよろこぶかも・・・w