〜conceive each Story〜 それぞれが思い描く物語 第一話 出立
(コンシーブ イーチ ストーリー)

如月 蓮次♂ (キサラギれんじ) パイロット、明るい好青年
松下來花♀ (マツシタらいか) 松下国の姫、優しくもしっかりした女の子
アルバック・ストラーダ♂ 部隊長、面々では年長者、いいお兄さん
ソフィア・フォールディング♀ パイロット、口の悪い姉御、腕は確か
レイド・ブルー♂ 敵国ソニディアのエース、真面目、とてもいい指揮官
エリック・ブランド♂ 敵国ソニディアのパイロット、エリートで腕もいいが熱くなりやすい




蓮次♂:
來花♀:
アル♂:
ソフィア♀:
レイド♂:
エリック♂:


C.E はそのままシーイーとお読みください。


アルN「C.E.1980、世界は機械で溢れていた、
   大型機動兵器、ボルトアームズの登場を始めとし、人の世は急発展を迎える、
   経済の発展は技術の進歩に繋がり、理論上不可能とまで言われた巨大人型兵器
   の実現まで到達したのだった。」

來花「C.E.1990、燃料と電気で動くボルトアームズは経済を際限なく発展させた、
   とある国は独自で技術を高めていき、とある国は互いに協力し合い互いを高めあっていた、
   その中でも東方に位置する小さな国、松下国を中心とした技術協和連合は飛びぬけていた、
   諸国は互いに争わないよう、戦争のないよう、代表を立て、自らを、一つの国とした、
   こうして、松下国は、松下共和国となったのだった」

エリック「C.E.2000、力を手にすれば更に欲すが人の性、とある国家がボルトアームズを武装化し、
     他国に攻め込んだのだ、侵略と征服、そして独裁を繰り返し、その国は、
     巨大な帝国となった、その名も、ソニディア帝国、
     強大な力を得たソニディア帝国は、全世界に宣戦布告する」

レイド「C.E.2020、そして帝国は、他国への見せしめの為に、松下共和国に攻め込んだ、
    互いに高い技術力を持つが故に、戦いは熾烈(しれつ)を極めた、
    だが、戦う事を目的として開発された帝国のボルトアームズは強かった、
    帝国は性能差に物を言わせ、真っ先に本国である松下国を制圧したのだ
    こうして、協和連合は解散し、松下国はソニディアの領土と化した」

蓮次N「一度は潰えたかのように思えた松下だったが、有力者が密かに集い、国を作る、
   パナソール、物語は、この小さな、出来たばかりの国から始まる」


來花「〜conceive each Story〜 それぞれが思い描く物語」


蓮次「第一話 出立」



來花「これが、これから私たちと運命を共にするカーゴシップ、なんですね」

アル「そうですね、松下さん」

來花「アルバックさん、もういらしてらしたんですか」

アル「当然です」

蓮次「しかし、本当にこんな艦で行くのかよ、頼りねぇなぁ」

アル「蓮次か、俺達は侵略に行くわけじゃない、
   武装なんて必要ないくらいだ」

ソフィア「そんな奇麗事も言ってらんねぇだろ、どこぞの帝国さんが
     いつ襲撃してくるかわかんねぇんだからよ」

アル「だから、ボルト・アームズを三機も積んでいるのだろう、
   本当に非戦闘を貫くつもりならお前なんぞ連れてかんぞ、ソフィア」

ソフィア「あーそーですねー、どうせ戦闘しか能がない女ですよーだ」

蓮次「くすっ、襲撃にあった時は頼りにしてるぜ、ソフィアさん」

ソフィア「なんだよ蓮次、それは皮肉のつもりかぁ?」

蓮次「そんな滅相もない」

アル「あっははは!っと、それは置いといて最終確認なんだが、
   松下さん、蓮次、本当に参加でいいんですね?」

ソフィア「なんで私は呼ばねぇんだよ!」

アル「聞かなくても分かってるからに決まってるだろうが!」

ソフィア「ちぇ、そうですかー」

蓮次「何を今更、ここまで来て聞く事じゃないだろ」

來花「えぇ、心は決まってます」

アル「五体満足、生きて帰れるかどうかも分からないんだぞ」

蓮次「そんなの、どこにいても一緒だろ?」

アル「それでも、留まっていた方が生存率は高い、
   特に松下さん、貴女は松下共和国、本国の王家なんです、
   本陣にいていただいても構わないんですよ?」

來花「本国の王家だからこそ、です、私が出向かなくては、
   諸国の方々にも失礼じゃないですか」

ソフィア「へー、いい志じゃんか」

アル「なるほどな、意思は固そうだな、分かった」

蓮次「当然だ、あいつらは平和だった俺達の国を突然荒らしていった、
   松下本国の人たちだって、今圧政で苦しんでる、
   これ以上、俺達や松下の人たちと同じ境遇の人を増やしちゃいけないんだ」

來花「はい、もう、帝国の暴挙を許しちゃいけないんです」

アル「そうですね、松下さん、試そうとした私が愚かでしたよ」

蓮次「試したって、また失礼な、ここで引き下がるくらいなら
   最初から話しに乗らねぇよ」

アル「人は再確認されると迷うからな、ここで迷うくらいならいない方がマシだ」

ソフィア「それはなんだ、私は試す必要なかったって事かよ、
     人の事をなんだと思ってやがる」

アル「それだけ信用してるって事だよ」

ソフィア「けっ、どうせ私はバトルマニアだよ」

來花「ふふっ、頼りにしてますよ」

ソフィア「この流れで頼られても嬉しくねぇよ!」

アル「あっははは!確かにそうだ」

來花「そうですね、では、そろそろ行きましょうか」

アル「了解です、松下さん」

來花「あっ、アルバックさん」

アル「ん、なんですか?」

來花「今回のクルーでは貴方がリーダーです、私は一搭乗員でしかありません、
   それなのに貴方が私に敬語なんて不自然ですよ」

ソフィア「お姫様なんだし、別にいいんじゃねぇの?
     まぁ、私は気を使うなんて知らないけどね」

來花「それくらいの方がちょうどいいと思うんですよ、長い旅路になるんですし、
   ずっと気を張ってたら疲れてしまいます」

アル「それもそうだな、では遠慮なく行かせて貰おう、
   改めてよろしく頼む、來花」

蓮次「適応はや!」

ソフィア「この適応の速さで様々な戦場、様々な職場を駆け抜けているからな」

アル「様々な職場を駆け抜けたって言うと社会不適合者みたいだ、やめろ!」

ソフィア「えー、前の職場は一ヶ月しかもたなかったろ?」

アル「あれはソニディアが攻め込んできたからだろう!」

蓮次「そうか、アル、社会不適合者だったのか・・・」

アル「やめんか!リーダーの面目がなくなるだろう!」

來花「大丈夫ですよ、アルバックさん、和んでるのでこれくらいがちょうどいいです」

アル「全然大丈夫な感じじゃないんだが!?」

ソフィア「あー、姫さん姫さん」

來花「なんですか?ソフィアさん」

ソフィア「アルに崩せって言ったんだし、姫さんも肩肘張らねぇで、
     フランクに行ったらいいんじゃねぇの?」

蓮次「ソフィアさんの言うとおりだな、長い旅路になるんだし、
   來花もタメ口で良いんじゃね?」

來花「タメ、口・・・、うん、慣れてないけど、頑張ってみます」

ソフィア「ほれほれ、み・ま・す、になってんぞ」

來花「あ、が、頑張ってみる、よ?」

アル「まぁ、最初はそんな物だな、徐々に慣れてけばいい」

蓮次「そうだな」

ソフィア「よっしゃ、んじゃ色々纏まった所で行くとしますか」

アル「そうだな、と言いたい所だが、艦はアイドリング待機だ」

蓮次「っ、なんでだよ」

ソフィア「敵襲だな、蓮次、ファーストエンカウントだ、気合入れろ」

蓮次「敵襲!?まさかこんな所までソニディアが!?」

來花「パラノイアシード、ですね」

アル「ここまで来れる部隊はそれしか考えられんな、
   蓮次、これはシミュレーターでも演習でもない、実戦だ」

蓮次「くっ、分かってるよ、ソフィアさん、行こう!」

ソフィア「言われなくても!」

來花「蓮次君!私がオペレートするよ」

蓮次「あぁ、頼む!」

來花「システムオールグリーン、蓮次君、大丈夫だよ!」

蓮次「よっしゃ!スティールステラ、如月蓮次、出る!」

ソフィア「アバンリンクス、ソフィア出るよ!」

來花「蓮次さん、ソフィアさん、敵接近、早いです!」

ソフィア「ハッ、ここまで来る機体だ、LDSに決まってらぁ、なぁアル?」

來花「LDS?」

アル「ロング・ディスタンス・セイリング、長距離航行機だ、気をつけろよ蓮次」

蓮次「余裕だって、あのガリガリ野郎だろ?」

アル「シミュで戦ってスペックは分かってるだろう!」

ソフィア「さぁ、駄弁ってる内にエンカウントだ、来るぞ!」

蓮次「な、シミュより速い!?くっ!」

レイド「ほぅ、私の初撃をかわすか、中々やるな」

エリック「こんな辺境でも強いのはいるもんですね、隊長!」

アル「なっ、あのカラーリング、ソフィア!」

ソフィア「あぁ、PSで蒼つったらあいつしかいねぇ、蒼い閃光、レイド・ブルーだ!」

レイド「ふむ、有名すぎるのも困り者だな」

エリック「良いじゃないですか、名前聞いただけで投降する敵がいるくらいですから、
     むしろ平和なくらいですよ」

レイド「あちらのお嬢さんはそうではなさそうだがな」

ソフィア「おい蓮次!あの蒼いのはお前じゃ荷が重い、私に任せな!」

蓮次「んじゃ俺はもう一機か」

エリック「へぇ、俺とタイマン張ろうってか、面白い、
     隊長、あいつは俺がやりますよ」

レイド「分かった、油断するなよ、エリック」

エリック「当然です!」

蓮次「よっしゃ、初陣だ、無様なまねは出来ねぇからな、覚悟しろよ!」

エリック「ハン、言ってろ田舎モン、そら行くぜぇ!」

蓮次「やっぱはえぇ!けど、そのスピードならシミュで見てんだよ!」

エリック「なっ、LDSのスピードを見切れるのか、こいつ!」

レイド「手助けしようか、エリック」

エリック「こんな奴、隊長の手を煩わせるまでもない、俺なんかより、隊長はそいつを!」

ソフィア「余所見は厳禁だぜブルー!」

レイド「ふん、そんな直線的な攻撃で私を・・・」

ソフィア「ハッ、こいつを喰らいやがれ!」

レイド「っ、目くらまし、スタングレネードか!」

ソフィア「ご名答!これは褒美だ、取っときな!」

レイド「ギアチェンジ、ブースト全開」

ソフィア「へぇ、私の奇襲をかわすたやるじゃねぇの」

レイド「その悪趣味な戦法、人伝いに聞いたことがある、フラッシュアサルト、
    まさかこんな辺境の兵士、しかも女とはな」

ソフィア「おぉー、私も有名になったもんだ、光栄なこった」

レイド「ふっ、それもここでおしまいだな」

ソフィア「そいつぁ、どうかな!」

レイド「そんな小細工、二度も喰らいはせんよ!」

ソフィア「っ、消えた!?」

レイド「愚か者、後ろだ!」

ソフィア「げっ、マジかよ!」

レイド「さぁ、堕ちろ!」

ソフィア「ちぃ、私のアバンリンクスを舐めるなよ!
     うぉぉぉおおおお!」

---------------------------------------------------------------

エリック「ちっ、スペック通りの動きしか出来てないからこうなってる、
     シミュ以上の動きさえすれば・・・!」

蓮次「よっし、これなら行けるぜ、覚悟しろ、うぉぉぉぉおおおおお!」

エリック「ん、こいつ、ハッ、甘いぜ!」

蓮次「うぉ、外した!」

エリック「ふん、そんな単純な攻撃でパラノイアシードをやれると思うな!」

蓮次「ぐぅ!いってぇなこの野郎!」

エリック「ちぃ、この程度の銃じゃ落ちないか、ならブレードで!」

蓮次「くそ、いきなり落されて、たまるかよぉ!」

エリック「そこから防ぐか、生意気!」

蓮次「っ!まずい、このままじゃ・・・・!」

エリック「接近戦は素人か、このまま押し切るぜ!」

蓮次「逃げるのは屈辱だけど、仕方ねぇか、ウィングモード、チェンジ!」

エリック「なっ、変形した、だと!?」

蓮次「すげぇG・・・!けどこれなら追いつかれねぇ!」

エリック「く、逃がすかよ!」

蓮次「回避に集中すれば、飛び道具なんか当たんねぇよ!」

エリック「ちぃ、人型機で戦闘機とドックファイトだと、ふざけやがって!」

蓮次「はっはぁ!追いつけるもんなら追いついて見やがれ!」

エリック「待ちやがれ!」

----------------------------------------------------------------------

レイド「ふむ、そんな所にもバーニアが仕込んであるとわな」

ソフィア「ちぃ、嫌な汗かいたぜ、初発でバレルたなぁ」

レイド「グレネードを投げた素振りはなかったからな、フラッシュは内蔵、
    となれば方向性が限られる、必然的にそれは前方、むしろ初発しか通用しまい」

ソフィア「それが読めるのはテメェくらいだ、ファッキンブルーめ・・・!」

レイド「お褒めに預かり光栄だな」

ソフィア「褒めてねぇよ、こん畜生が」

レイド「さぁ、トリックはもう残っているまい、純粋な技術で勝負しようではないか」

ソフィア「嫌味な野郎だ、やってやろうじゃねぇか」

蓮次「おらぁ!こっちだぜ!」

エリック「ちぃ、ちょこまかと!」

ソフィア「あぁ?」

レイド「くっ、あいつ、冷静さを欠いているな、おいエリック!」

エリック「もうちょっと待ってください!速攻落して見せますから!」

ソフィア「こいつぁ穴だな、蓮次ぃ!Uターンして私の後ろに抜けろぉ!」

蓮次「ん、了解!行くぜ、よぉっと!」

エリック「なっ、うぉ!?」

蓮次「ちぃ、すれ違いざまにやってやろうと思ったが外したか」

ソフィア「腕が無いくせに余計な事やってんじゃねぇ!」

蓮次「分かったよ!んじゃ、ブースト全開!」

エリック「この、待ちやがれ!」

レイド「まさか、あいつらの狙いは、エリック、よせ!」

ソフィア「ハッ!テメェが気付いた所で手遅れだ!」

蓮次「ソフィアさん、抜けたぜ!」

ソフィア「そぅら、くらいな!」

エリック「くぅ、目が!」

レイド「エリック!上に避けろ!」

エリック「上!?」

ソフィア「この、逃がすかよぉ!」

エリック「っ、掠った!?」

レイド「よし、よく避けた、はぁぁぁあああああ!」

ソフィア「げっ、マジかよ、ぐぁ!」

蓮次「なっ、ソフィアさん!」

ソフィア「ぢぃ、全速で飛び蹴りとか、ふざけやがって!」

エリック「くぅ、すみません、隊長、無様な姿を・・・、すぐに取り返して・・・」

レイド「退くぞ、エリック」

エリック「っ、何で!?」

レイド「ソーラーシステムにダメージを負っているぞ、帰れなくなる前に退くぞ」

エリック「でも!」

レイド「私が足止めをする、先に退け、命令だ!」

エリック「くぅ・・・、PS2、エリック機、撤退します」

蓮次「おい、待ちやがれ!」

ソフィア「テメェが待て蓮次!」

蓮次「っとと、何で!」

ソフィア「あいつが簡単に通してくれるわけがねぇ」

レイド「部下は生かして帰す、そうして私はエースと呼ばれるようになったのだ、
    今までも、これからもだ」

ソフィア「ならテメェもさっさと退けよ、じゃねぇと部下じゃなくてテメェが落ちるぜ?」

レイド「やれると思うのか?」

ソフィア「ちぃ、どこまでも嫌味な奴だぜ」

來花「お二人さん、艦、発進準備出来ました!」

アル「全速で戦闘区域を脱出する!追いついて乗って来い!」

レイド「ぬ、あんな所にシップだと?」

アル「さぁ、行くぞ!」

ソフィア「ちぃ、流石アル、無茶苦茶やるぜあん畜生!」

蓮次「文句言いながら、楽しそうじゃねぇの!」

來花「行きます、ソニックポーター発進!」

レイド「なっ、あのサイズであのスピードだと!?」

アル「掴め、蓮次!」

蓮次「おぅさ!」

ソフィア「レイド・ブルー!覚えてろ、いつかぜってぇ落してやるからな!」

蓮次「ソフィアさんも早く掴まって!」

ソフィア「うっせぇな、分かってんよ!」

蓮次「・・・・・・よし!アル、來花!大丈夫だ!」

來花「分かりました、行きます、全速前進!」


---------------------------------------------------------------------------

アル「ふぅ・・・、なんとか無事出撃できたか・・・」

蓮次「いきなりピンチだったな、あいつらつえーでやんの」

來花「でも、みんな無事でよかったね」

ソフィア「本当だぜ、ブルーがあの機体だったから良かったものを、
     まともなのに乗ってるあいつとはやりあいたくねぇぞ」

アル「蓮次の相手も、愛機に乗っていたら危なかっただろうな」

蓮次「だな、LDSだったから助かったようなもんか」

アル「あぁ、お前はまだ戦闘を甘く見すぎだ、次はもっと気をつけろよ」

蓮次「へーい・・・・・」

ソフィア「ま、なんにせよ、機体のカスタマイズ、戦闘訓練、これは必須だな」

來花「そうですね、私たちは、負けるわけには行きませんから」

アル「各国を一つに纏めるまで、全員無事だと良いな」

ソフィア「そうだ、とりあえずこの後何するんだ、私何も聞いてないんだが」

蓮次「マジで?ソフィアさんどこまで戦闘要員なんだよ」

アル「あれ、話してなかったか?」

ソフィア「聞いてねぇよ!クルーにパイロットが欲しいから付いて来いだけだったじゃねぇか!」

アル「そ、そうか、よし、來花、説明を頼む」

來花「はい、これから私たちはソニディアと敵対、もしくは中立の立場を取っている国々を回り、
   協力を申し入れに行きます、最終目標は巨大な連合を作り、ソニディアを妥当する事です」

ソフィア「なるほどね、確かに妥当な考えかもな、松下で勝てなくてパナソールだけで勝てるわけがないんだしな」

蓮次「悔しいけど、そういう事だよな・・・」

アル「さぁ、いきなり沈んでちゃできる事も出来なくなるぞ」

來花「そうですね、次の国までしばらくありますし、気持ちを切り替えて行きましょう!」

蓮次「よっしゃ!次のエンカウントじゃ絶対遅れとらねぇぞ!」

ソフィア「テメェは単純でいいなぁおい」

來花「ふふっ、しんみりより絶対いいですよ」

蓮次「そういう事っ、それじゃ、次の国まで飛ばしてくぜ!」


ED なんか曲があったらいいな!
スタッフロールとかとか


來花「皆さん、第一話にお付き合いいただきありがとうございましたっ」

エリック「ここは毎度恒例にしてきたいと思ってるおまけコーナーだぜ!」

アル「今回は登場した機体の説明をしていくぞ、來花」

來花「はい、まずは・・・これ、ソニックポーター!」

エリック「お、これはお前達が乗ってった戦艦か」

アル「戦艦ではない!」

エリック「へぇ、してその心は?」

來花「この艦、武装を一切搭載してないんですよ」

アル「物や人を安全かつ早く運ぶ事に重点を置いた艦なんだ」

エリック「なるほど、それでソニックポーターなんだな」

來花「はい、ボルトアームズを最大4機搭載可能で、なおかつ居住スペース、
   貨物スペースを損なわない、それでいて機動性を落さない、という素晴らしい艦なんです」

アル「だから戦艦ではなく貨物船、といった方が表現として適切だな」

エリック「いやぁ、便利な艦だな、うちの部隊にも一個欲しいな」

來花「そそ、パラノイアシードの機体も紹介しますよー」

アル「今話登場のLDSだな」

エリック「おぉ!マジか!」

來花「ロング・ディスタンス・セイリング、でしたっけ?」

エリック「そう!単機での長距離航行を目的とした機体だ」

アル「各所にソーラーパネルを搭載していて補給無しでも遠征が可能、
   っという侵略にはなんとも便利な作りだな」

來花「かなり高機動で使いこなすとどんな敵にも対応できるのが凄い所ですね」

エリック「ただシンプルな機体だから誰でも乗れるって言うのも事実だ、
     今回で強く見えたのは隊長や俺が乗ってたからだな」

アル「パラノイアシードは優秀って事だな」

エリック「当然、これでもエリート部隊だからな!」

來花「といった所でお時間です!」

アル「ぬ、まだスティールステラとアバンリンクスが」

エリック「その辺はまた追々なっ」

來花「また第二話でお会いしましょうっ」

アル「あ、來花」

來花「なんですか?」

アル「敬語」

來花「はっ!」

エリック「じゃあみんな、またな!」





とぅーびー・こんてにゅーど




もどる

シナリオの感想とか演じてみて台本としての感想とかいただけると作者がよろこぶかも・・・w